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年間行事

【イベント報告】第48回慶早ゴルフ対抗戦
揭載年月日:2015/06/06

『第48回 台湾慶早ゴルフ対抗戦を終えて

 

6月6日林口球場にて第48回台湾慶早ゴルフ対抗戦が行われ、粘り強く戦った慶応が見事に勝利を収めました。

 

 

 

今回で48回目の伝統ある台湾慶早ゴルフ対抗戦は慶応の9連勝の後、昨年は2連敗と苦杯を舐めていましたが、一年ぶりの勝利となりました。 

このゴルフ対抗戦は両校のグロススコアの上位10名の合計スコアで争われます。 早稲田側は70台のスコアが出せるエース級が2名おり、戦前の予想は慶応不利な状況でした。 危機感を感じた幹事団でとにかく参加人数を増やして底上げして行こうと積極的な勧誘活動を行い、早稲田参加者36名に対し、海外参加組(4名)を合わせて慶応は32名の参加者となりました。 

 

当日は強い日差しのない曇り空で、風も強くなく好コンディションでしたが、慶早戦独特の和気あいあいの中にも緊張感ある雰囲気で、普段通りの実力がなかなか出せないプレーとなりました。 会場の林口球場は林に囲まれた趣のある名門ゴルフ場ですが、砲台グリーンに加えて、グリー自体が固く、直接オンすれば、殆どオーバーする難しいコンディションです。 各選手はスコアメイクに苦しみながらも、3連敗は避けたいとの思いで、粘り強く戦うことが出来ました。

 

スタート前には全員輪になり、気勢を上げるとともに、「一打を大事に、最後まで諦めず、仲間を信じて戦おう!」と誓い合いましたが、普段のゴルフとは一味違う、ゴルフの深さ、一打の重みを痛感させられるプレーの連続となりました。

 

結果発表の表彰式では、グロス上位から交互に発表されるのですが、エースの活躍もあり前半は圧倒的に早稲田有利に進みました。 中盤以降80台を7人そろえた慶応がじりじりと追いつき

見事逆転勝利となりました。 先週の練習会では80台がほとんど居なかっただけに、本番でこの雰囲気の中で実力を発揮できたということは、参加者全員の勝利への執念が勝っていたのだと思われます。

 

尚、ダブルぺリアでハンデを決めて順位を争う、個人戦も同時に行い見事に藤井前総幹事が一位に輝きました。 藤井さんは長らく台湾三田会の日籍総幹事を務めて頂き、7月に帰任が決まったばかりでしたが、慶早戦で初優勝となり、望外の喜びだったようです。 さすが小泉信三賞受賞者だけあり、ハンデに恵まれる幸運も身に着けての素晴らしい優勝だと思います。

 

最後になりましたが、日本から応援に駆け付けて頂いた4名の皆様(長島さん、建部さん、田中さん、村田さん)大変有難うございました。 心よりお礼申し上げます。

 

 

次回49回大会は11月に実施されます。 このような感動(勝っても負けても)と早稲田の皆さんと緊張感の中にも和気あいあいの交流ができるゴルフを一人でも多くの台湾三田会の方に味わって頂きたいと思っています。 ゴルフのスコアは関係ありません、ゴルフが好きな方は是非慶早戦ゴルフ対抗戦に参加して頂き、同窓の仲間として共に喜びや悔しさを味わいましょう。

 

                    第48回慶早戦ゴルフ対抗キャプテン 朝枝伸